生きているぶどうに、
ワインをつくってもらう。
それが、私たちおんみつわいんずの原点です。過度な殺菌や効率重視の機械には頼らず、土着の常在菌の力を借りて「手しごと」で仕立てています。

ぶどう本来の旨みを引き出し、雑味なく仕立てるために私たちが出来ることは、ただひとつ。ワインにとって良い菌が、のびのびと働ける環境を整えることです。
あるときは「早く!」と効率を優先したくなるところを、ぶどうの様子を見ながら忍耐強く待ち、時間をかけて搾る。
またあるときは、多様な微生物が生き生きと動き出せるよう、彼らの力を信じて過度な殺菌をせず、むやみにかき混ぜることもなく、そっと見守る。
いつも気にかけているからこそ、トラブルの「予兆」にいちはやく気づき、助けが必要なときにだけ、そっと手を貸すことができる。
──ワインに限らず、子どもたちともこんなふうに親として接することが出来たらいいな、と思いながら。
こうして、ぶどうの生命力が宿ったワインは、心身に優しく響くクリアで素直な味わい。日本の(山梨・北杜の)爽やかな風を感じる、力強くも心地よい一杯をお届けします。